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No.001 はじめまして

2010/07/30

炎天下は多少暑い

私は昭和 54年に医学部を卒業後、主に愛知県内の病院に勤務し、平成 22年 4月、飯綱病院に内科医として着任しました。

気候の予想はしていたものの、着任早々雪が積もったり、室内の温度も 4から 5度という寒さであったり、でも 5月に芽吹きが始まると、日に日に緑が多くなって、色々な花が咲き、木々をわたる風も心地よく、本当に良いところへ来たなという実感が湧いてきました。

梅雨が明けると、テレビのニュースでは全国で連日の猛暑と報じていますが、ここ飯綱町では 「炎天下は多少暑いかな」 といった程度です。

飯綱病院は長野市内から 40分くらい北の、山側へ上がった所にあります。病院は約 10年前 (平成 12年) に増新築していますが、内部はホテルのように綺麗で、かつ、ロビー、診察室、検査室、レントゲン室などが機能的に配置されていて、驚きました。

私のここでの仕事は月から土 (土曜日は隔週) の外来診療、入院患者の診療、月 3から 4回の当直などです。これまで勤務してきた病院では、分刻みで多人数の外来患者をこなすといったことが多かったものですが、ここでは、あくまで自分のペースを守りながらの診療ができるので、心にゆとりができて、必然的に患者の皆様に優しく、丁寧に接することができます。

午後は、在宅患者の訪問診療、隣接する特別養護老人ホームの回診、人間ドックの結果判定、産業医として近くの工場の巡視などをおこなっています。

いつまでも第 1線で医療活動をすることが、医師になったときからの自分の願望であったため、このような今の環境にとても満足しています。

もちろん、救急患者や重症患者も訪れるので、気を抜くことはできませんが、このような刺激は診療技術の勘を鈍らせないためには必須であり、また刺激がなくては生きていけません。

次回は私の趣味などについても書いてみようかなどと思っています。

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