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No.434 地球温暖化について考える

2016/04/27

今シーズンの降雪量は、ここ飯綱町でも 異例と言えるほど 少なかった

これもきっと 地球温暖化の影響なのだろう

温室効果ガスが 地球温暖化の原因であるという説は

少し前までは それに対する 反対意見もあった
「地球が 温暖化して なぜ悪い」 といった 反論もあった
しかし、こうも急激に 地球が温暖化している現状を見ると、こういった反論も かげをひそめている

環境省は このたび

「実現可能な 削減目標」 として、 「 2030年には 2013年比で 26%の 炭酸ガス削減 ( 10億 4200万トン)」 を 掲げた

しかし、日本や、温室効果ガス削減を目指す 少数の国々が いくら努力をしたところで

世界の人口は 増え続けているわけだから、地球トータルでは、おそらく 温室効果ガスは 今後も 際限なく増え続けることだろう
炭酸ガスは とても安定な化合物で、これを 炭素と 酸素に 分解するには 大きな エネルギーが必要となり、現状では この芸当は 植物にしかできない

そして、地球の温暖化は 加速して

豪雨、 洪水などの 天変地異は 頻発するようになる
北極や 南極の 氷は溶けて 海面が上昇し、小さな島は 水没して消滅するだろうし、海抜の低い平野も 水没して 国家の面積は 減少する
中には 消滅してしまう国家も あるかも知れない

砂漠の面積は広がり、地球上で ヒトの住むことができる面積が 激減する

熱帯地方では 60℃に達するところも 出て来るであろう
ヒトは 低温には強く、工夫によって 氷点下 40℃でも 生きてゆけるが、高温には 極めて弱いから 気温上昇により 住むことができない所も 出現する

これらの 気象の変化に 対応できないヒトは 淘汰され

やがて 地球上の人類の数は 減少に転ずるだろう

今、地球温暖化の問題が発生しているのは

地球上の人類の数が 増え続け、人類は 究極の便利生活を 追求したたために、地球が 従来の自然環境を 維持できなくなってきたことが 全ての原因で、地球は 自らの恒常性維持のために 人類の自然淘汰による 人口減をもくろんでいるのだ
すなわち、ながーい目でみれば、やがては 人類の数が減少し、地球は 元の自然環境を 取り戻すことだろう

過去を振り返れば

地球には 氷河期があり、それを 乗り越えた人類だけが 生き残った
今後、きっと 同じようなことが起きる
「氷河」 ではなく、 「温暖化」 で


我が国に目を向けると

日本は 幸い山国であるから 標高の高い地方は 陸地として残るだろうが、東京、 神奈川、 大阪、 神戸、 名古屋などの大都市圏は 全て海面下となり、人が住むことは できなくなる
すなわち、日本は 国土面積が かなり減少することになるので、少子化による人口減は 「ちょうど良い」 のである

世界に目を向ければ

今まで 極寒の地であり ヒトの住める環境ではなかった ツンドラ地帯に 樹木が茂り、やがて 豊かな耕地となって 食料生産が可能になる
北極の氷が溶ければ 北極海を通り 最短コースで欧州に行く航路ができる (すでに出来ている)


地球温暖化を生き抜いた、少数の 新しい人類が

地球上に 新しい世界と 秩序を作るのは そう遠い未来では ないような気がする

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