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No.458 選択枝について

2016/11/05

従業員 50名以上の 事業所では

「ストレスチェック」 を実施することが、このたび 厚労省により、義務付けられた
質問項目に対して 4択で回答するものであり、飯綱病院は これに該当する 「事業所」 であるので、僕も トライしてみた
なお、先日 その結果が 「あなたの ストレスプロフィール」 という タイトルで通知され、僕には、大したストレスはない との結果だった



質問項目で 僕の興味を惹いたのは

「あなたが 困った時、次の人達は どのくらい 頼りになりますか?」
とか
「あなたの 個人的な 問題を 相談したら、次の人たちは どのくらい きいてくれますか?」
といった項目で、 「次の人たち」 というのは、 「上司、 職場の同僚、 配偶者 ・ 家族 ・ 友人 等」とある

僕は 当然すべて、「 4.全くない」 に ○ を つけていた

これは、彼らが 相談に乗る、乗らない の 話ではなくて、僕は 誰にも 相談したことがないから こういう答になった



人は 職場以外でも

困ったことに直面することは いくらでもあり、それを 何とか解決して 今がある
困った時、また 何か 選択を迫られた時など、人は 他人に 相談をすることもあろうが、実は 自分の中では 解決法 もしくは 選択が ほぼ決まっていて、それを 後押ししてくれる答を 期待して 人に相談する場合が 案外多いのではないだろうか?

いっぽう、相談を 受ける側は

たとえ それが 家族であっても、 「所詮他人ごと」 であるから、そつのない、ごく 常識的な 答しか しない ・ できない ことが多いし、場合によっては 自分に 都合の良くなるような 回答をすることさえあるだろう

つまり、 「人に相談する」 ということは

あまり 意味のない行為に過ぎないと 僕には映る



僕は 今までの人生で、さまざまな 分岐点に出会った

しかし、記憶の範囲では、そんな時、誰かに相談したことは 一度もない
また、人から 重大なことを 相談されたされたことも 皆無である
これは たぶん 僕が 「相談に 足る相手ではない」 と 認識されているわけではなく、一般的に 人は 他者に 相談なんかしないのでは? と思って、周りの人々数名に 聞いてみたところ、予想どおり 「 (仕事以外では) 重要なことを 誰かに相談することは 滅多にない」 という 回答が 返って来た



僕は 子供のころから 困った時に、たとえ 親にでも 相談したことはなく

すべて 自分で 考えぬいて 解決してきた
人生の分岐点で迷ったとき、 A あるいは B を 選択した場合の メリット と デメリットを 数値化して 比較し、合計点数の 高いほうを 選択するなどの 方法を取ったりもした

その選択が よかったのか、別の選択のほうが 良かったのかは、

一度しかない人生で わかるはずがない
けれど、今までの 幾つかの 重要な選択の結果に 後悔したことはない


他の人達も、きっと 僕と同じように

自分の問題は 何らかの方法により 自分で 解決してきたはずで、その結果や 選択について 後悔などしていないことだろう



今の僕は、むしろ

「あの時、もし 別の選択枝を選んでいたら 今頃は ○○のような 生活をしているだろう」
などと 妄想にふけるのも 楽しみの一つになった

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