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No.461 今度一杯やりましょう

2016/11/21

よく聞く フレーズである

だいたいは 社交辞令であるから、言われた人は 軽く受け流すことだろう
しかし、時には 親しい仲間などの場合、本当に そのように考えているのか否か 紛らわしい場合もある

この時の 確かめ方がある

それば、すかさず
「いつにします? 週末はどうです? それとも 今日とかどうですか?」
と 問うてみることである

相手だって 予定があるから

その問に対して 即座に答えることは できないかも知れない
しかし、本当に 「一杯やりたい」 と 考えているのであれば、その日か 次の日に 連絡があるはずである

単なる 社交辞令の場合なら

「近いうち こちらから連絡をします」 などと 相手は答え、それっきり 何の連絡もないのが 通例である
少なくても 自分の経験では、後日 連絡が来たことは 殆どなかった

いや、 1つの 例外を除いて


その 例外とは、先日 僕が 印鑑証明を取りに 役場に行った時のこと

知人の K氏に ばったり会った
彼は 磊落な人で、例によって 「今度 一杯やりましょう」 と 僕に声をかけてくれた
僕も 彼と 飲みたいと思ったので、すかざず
「今晩なんて どうですか?」
と、だめもとで 返した
すると 彼は 「では 今晩 ○○で」 と 即答した

約束の時間に ○○に着くと

彼が その日の 数時間のうちに集めた 他の 2名も加わっていた
そして 3時間ほどの 楽しい酒席となった

日本人の 「今度 一杯やりましょう」 は むずかしい

自分が 本心でそう思ってないなら、使わないほうが良い 社交辞令だ

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