2011/05/18
サムスン、LGグループ、ヒュンダイなどの企業が
世界のトップを窺う勢いの展開を推し進める
ショービジネスの世界でも、今、韓国は元気が良い
韓国にとって、
日本は大きな市場であるから、
プロモーションには本腰を入れる
CD販売の落ち込んでいる日本の芸能界も、
これを底辺拡大の好機と考える
両者の方向性が一致しての「韓流ブーム」である
当時、NHKは、冬ソナのプロモーションに随分、力を入れていた
冬ソナ現象なる社会現象が起きたことも記憶に新しい
それどころか、近年、ますます高まりを見せている
今や韓流ドラマや、韓国のボーカル/ダンスユニットは、
日本のショービジネス界に溶け込んでしまった感がある
「チャングムの誓い」、ヨン様の「ホテリアー」、イ・ビョンホンが縦横無尽に活躍した「オールイン」や「IRIS」、チャン・グンソクが天才的指揮者を演じた「ベートーヴェン・ウイルス」など、日本でヒットした作品は数え上げたらきりがない
KARA、少女時代、東方神起、BIG BANG、2PM、超新星など、日本の若い世代では知らない人はいない
もっとも、ブーム以前からの、キム・ヨンジャ、桂銀淑、ソニン、BoAなどは現在も活躍中である
なぜ これ程にまで、韓国のドラマやポップスが好きなのだろう
など、数多くの要素があるからと思う
音楽、パフォーマンスともに質が高く、J-POPとまったく同じような感覚で視聴することができる
俳優陣、歌手も美形ぞろいである
これらが、日本で韓流がヒットする理由であろう
中国語や英語など、世界の大多数の言語はこうは行かない
僕は、韓国海苔、オイキムチ、チヂミ、柚子茶が好きだ
指摘されなければ、日本人か、韓国人か、区別がつかない人も多い
韓国女優ユミンは、笛木優子の名前で日本のドラマにも出演している日本人であるが、
韓国の大学を卒業し、韓国で女優として活動をしていたため、韓国国民は彼女を自国民と思っていたという
流暢なハングル語を使い、オールインやIRISにも出演していたから、ご存知の方も多いはずで、
僕も何の違和感なく、韓国の美人女優として観ていた
ユミンが日本人であることが判明した後は、
一時、反発もあったと聞くが、今では「韓国人のイメージに近い日本女性」として、
韓国社会に受け入れられ、韓国での芸能活動を再開している
仏教国とされる日本人は、実は無宗教の人が多いのだが、かつては礼儀正しく、向上心や自尊心の強い国民であった
日本語に様々な敬語や丁寧語があることを見ても、それが窺い知れる
両国関係が必ずしもすべてスムーズというわけにはいかないが、文化交流が始ってから、少なくても若い世代間での両国間の垣根は低くなった
「韓流」を1つの起爆剤にしてでもいいから、
今後、両国が、真の友好国、
かつ、良きライバルとして、
互いの信頼関係のもと、わだかまりなく、交流できるようになる日が来ることを切に願うDKである