2012/01/30
しかし、高速道路での交通事故死傷者率は一般道路の 10分の1以下という
航空機が意外に安全な乗り物であるのと、どこか似ている
人や自転車の飛び出しがないこと などらしい
決して、高速度が事故の原因でないことがわかる
たいがい、車間距離を充分に取っていない場合に起きる
最高速度制限80km/hが多い長野道、上信越道、中央道
これを80km/hで走行する
クルーズコントロール機能がついている車なら、それをオンにするだけの話だ
制限速度で走行する車など皆無であるから、後続車はどんどん追い越して行く
すると、前車との距離は必然的に開き、車間距離を充分に取ることができる
覆面Pやオービスにつかまることもなく、気楽な旅だ
なお、先行車の跳ね飛ばした小石がウインドシールドに当たる、いわゆる 「飛び石被害」 は多いが、車間距離を充分取っていれば、前車の飛ばした石が当たることはまずない
それは、2パタン目の事故原因
「注意力散漫」 運転である
緩急変化のない運転は、注意力の散漫を招く
きっと、脳波ではα波が出ていることだろう
官憲にはごめんなさいだが、アクセル全開で、先行車両をごぼう抜きにする
一体何キロ出ているのかとメーターを見る余裕すらない
加速している時間はたぶん30秒から1分間ほどだが、交感神経系が緊張して、集中力が一挙に高まる
原因の主体は 注意散漫運転であると断言できる
先行車両は居眠り運転かもしれないし、後ろを良く見ていない散漫運転かも知れない
いつ、ふらふらと追い越し車線に出て来るかわからない
すなわち
「他車を信用してはならない」
いくら動体視力が良い人であっても、また、いくら見通しの良い直線道路でも、 80km/h 以上の高速運転で、小さな障害物を発見して回避行動を取るのは至難の業である
たとえ、障害物が小さくても、高速では車のエネルギーが大きいので、これに当たれば、タイアのバーストをも含めて、大事故につながりかねない
何と僕の車の直前を、あろうことか、犬が左路肩から中央分離帯方向へ横切った
かろうじて衝突は回避したが、そのあと、あの困ったような表情の犬は一体どうなったのだろうか?
そして、高架の高速道路上に、どうやって犬は入り込んできたのだろうか?
恐らくランプウエイをのぼってきたのであろうが、都会の真ん中で、こんな経験ははじめてであった
ランプから自動車以外のものが侵入することは充分予測できることで、何らかのセンサーなどで防止できないものであろうか?
狸や熊、猿、鹿が道路上に迷い出て来るらしいが、僕は幸いまだ出会ったことはない