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No.132 占い

2012/03/17

民放の朝のワイドショーでは

たいてい、星占いによる 「今日の運勢」 をやっている
僕も、そして、きっと僕以外の人も、こんな星占いが当たるとは思っていない

しかし、自分の星座に関する占い結果は、何となく気になる

いい結果なら 「ラッキー」 と感じるし、良くない結果なら 「どうせ当たるわけないさ 局が違えば、占い結果も異なることだし ・ ・ ・ 」 と、頭から信じないだろう

占いコーナーは、今までは見飛ばしていたが

僕は最近、この 「今日の運勢」 が気に入っている
特に、フジ系列 「めざましテレビ」 の占いコーナーが良い
それは、 「アンラッキー」 の星座の文言が けっこう面白いからだ

曰く

「大切な物を紛失するかも」
→「保管場所をもう一度確認」
「うっかりミスから、周囲の人に大迷惑をかける」
→「ミスのないように、確認作業を」
「衝動買いをしてしまい、後で後悔」
→「欲しいものは 1日経ってから」
「今進めている計画に悪い情報」
→「計画を考え直す機会」
「思いもかけない障害が出現」
→「間違いは、すぐに軌道修正」
「深く考え過ぎてうまく行かない」
→「シンプルな考えがベスト」
「相手の対応に立腹」
→「冷静さをキープして対応」
「大切な人との会話が、なぜか楽しくない」
→「愚痴よりも楽しい会話を」
「目立ち過ぎが原因で失敗」
→「常に控えめで、一歩引いた姿勢が正解」
「作業がはかどらずピンチ」
→「みんなとの協力を最優先」
「小さいことで人間関係がぎくしゃく」
→「相手を褒めて、不用意なトラブルを回避」

などなど

この 「占い」 は

普遍的なことを、日替わりで伝えているに過ぎない
本当は、きっと星座とは関係なく、誰にでも、いつでも、起こりうる、良くないことを列挙しているだけなのだろう
しかし、それを起こさないための手立て、回避策を、示してくれている

このポジティブな回避策こそが聴きどころ、見どころなのである

回避策の部分だけを、文章にして読んでみても、何かの教訓集のようでもある

ほかにも、興味ある回避策のみ取上げてみよう

  • 「規則正しい生活を心がける」
  • 「自分らしさをアピールすると良い」
  • 「時には大胆な挑戦をするべし」
  • 「ありのままに振舞うのがベスト」
  • 「念入りな準備をするべき」
  • 「話は最後まで聞いて行動を」
  • 「長期的な発想が重要」

などだ

なお、番組での星占いには

「交通事故に会う」 とか、 「病気が発覚する」 とか、 「身内に不幸が起きる」 などの、回避不可能な、深刻な文言は一切ない

これは、視聴者に、朝から不愉快な思いをさせないための配慮なのだろう

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