2014/02/10
彼は、一部上場企業で営業を統括する幹部社員となっていた
と
当時、世間知らずだった僕は、自分の耳を疑った
飲みの席だったから定かではない
そんな彼は、今、会社のトップとなっている
摘発される談合事件は、氷山の一角に過ぎないのだろうか?
しばしば新聞などで取上げられる 「贈収賄事件」
ちんけな額の贈収賄ばかりが摘発されるが、実は、これは氷山の一角であって、もっともっと上の立場の人間は、ごく日常的に、しれっと多額の贈収賄をしているのではないだろうか
ごく日常的な習慣のために、きっと罪の意識は薄い
江戸時代から 「袖の下、まいない」 などと言い、有名な川柳もあるくらいだ
「まいない」 は日本の悪しき伝統であって、今になってもその伝統は引き継がれているとしても不思議ではない
日本など、まだましなほうで、世界にはもっとひどい国もあると聞く
だから当事者同士が他に漏らしでもしない限り、絶対に発覚することはない理屈だ
だから安易に秘書などを同行させたりする
そして、知らぬ間に噂になったりする
そんな場合に摘発が行われるのか
しかし、氷山の一角はどこにでも転がっている