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No.365 エレベーター

2015/01/31

僕は

余程のことがなければ、エレベーターに乗らなくて、階段を使う

さすがに 10階以上ではエレベーターを使わざるを得ないが

皆さんは、エレベーターに閉じ込められた経験があるだろうか?

単なる故障なら良い

係員と連絡を取ることができる装置がついているから、恐らくすぐに外へ出られる

問題は

地震や火事などでエレベーターが止まって、扉が開かない場合だ

大規模災害などの場合、救出側の手が回らなくて、数時間も、あるいは数日間もエレベーターの中に閉じ込められる事態だって起こりうる

火事なら、命にかかわる場合だってある

また、閉じ込められたエレベーター内で尿意や便意を催したら非常に困る
特に、エレベーター内に他の人も乗っていれば、なおさらだ

しかし

どうしてもエレベーターを使わなければならない状況だってある

その場合、僕はまずトイレをすましてから乗る

エレベーターを利用しないメリットは他にも多い

  • 階段を使うことで、普段運動不足の僕は、少しでも脚力がつく
  • エレベーター駆動用の電力を使わなくて良い (エレベーターは、結構な電力を使う)
  • 不特定多数の人が押す、目的階のボタンは、恐らく、いろいろなウイルスが付着しているので、自分の指に、これらが付着するのを防止できる
  • エレベーターの中に、空気感染源となる人が一緒に乗っていた場合の感染を避けられる

なお、これに関連するが

インフルエンザ流行時期には、僕はタクシーを使わない
これは、密閉した狭い空間の中で、インフルエンザをはじめとする冬のウイルスに感染する可能性があるからだ

僕は以前、所要で 30分ほどタクシーに乗ったことがある

ドライバーは絶えず咳をしていた
案の定、 2日目に僕は、ふだんなら滅多に引かない風邪を引いた

別に このドライバーが感染源であった証拠はないが、

タクシーは、不特定多数の人が利用するから、前に乗った客がインフルエンザウイルスを排出していたかも知れない

冬は暖房していて換気など滅多にしないから、不特定多数の人が使う狭い密閉空間は最大の感染空間であると僕は思っている

だから

駅のプラットホームの、寒さ除けの待合所も、あえて利用しないし、新幹線などでの長旅もしないことに決めている

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