2015/05/25
日本政府に多くの年貢、いや税や社会保障保険料を納めている
税金というと、まず思い浮かべるのは 所得税
他に、 住民税、 固定資産税、 自動車税、 消費税、 燃油税、 酒税、 煙草税、 復興税
社会保険料としては 年金の掛け金、 介護保険の掛け金など、数え上げればきりがないほどであるし、細かいことを言えば、地域では自治会があり、住民は自治会費なるものまで徴収されている
「税収が国家予算の半分以下」
とは何事だろうか?
「国の借金 1000兆円」
とは一体何事なのだろうか?
「大阪の二重行政が無駄を生んでいる」
は、恐らく正論で、これは別に大阪に限ったことではなくて、日本中のいたるところに行政の無駄があるために、歳出が歳入を上回ってしまっているのではないだろうか?
都道府県があり、その下に市町村があるという行政構造自体が、二重どころか多重であり、無駄のかたまりなのだ
これは多くの識者が指摘するところである
かつて、ある大臣が無駄を徹底的にあぶり出そうと活躍したことがあった
「なぜ、一位でなくてはならないのですか?」
は、当時有名な言葉だった
しかし、結局、何も変わらなかった
それはおそらく無駄とわかっていても、それを取り除くためには多種多様の利害がぶつかり合うからなのだろう
税を上げることで、もうそれは着々と進行している
また、これまで課税対象でなかったものにも課税をするとか、社会保障負担を上げる、社会保障費を削減するなどで、これもまた着々と進行中である
一体、何のための政府なのかと思ってしまう
いや、すでに、死語になったのかも知れない
具体性を欠く 「成長戦略」 はいつになったら実効を上げることができるのだろうか?
また、政府は何を実行して どれだけの収入を獲得したのかを、明確に納税者に開示する義務があると思う
複雑きわまりない国際情勢の中での国家運営は、さぞや大変なことだろうとは思う
しかし、国家の財政再建は、国民から搾取する以外の方法を、実効性のある方法でスピーディーに実行してもらいたいものだと思う