2017/01/05
毎日、日本や 世界において、いつ、どこで何かが突然起きるかも知れず、もしも そのような場合には 迅速な判断や対応に迫られる
普段から気の休まる時がない
国内では、閣僚との折衝、政党総裁としての仕事、政策決定、内外を問わず、記念式典への出席、国会や 各種の委員会への出席と答弁、利益代表との懇談などなど、数え上げたら きりがない程の仕事量を 毎日のようにこなしているわけで、もちろん多くの秘書たちから サポートを受けているではあろうが、僕ら庶民の 「忙しい」 とは 桁外れの忙しさなのであろう
誰もが知る、明石家さんま
いまだに TVで観ない日がないくらい露出が多い
というか、ますます 露出が増えている感がある
今は 落語家でもなく、漫才師でも コント職人でもなく、ピン芸人という表現も ピンと来ない
「自分が主役の バラエティー司会者」
といったところであろうか
お笑い界には そもそもそんなジャンルなど存在しなかったから 今の日本の芸能界において、唯一無二の存在であるといっても 過言ではないだろう
「あっぱれさんま大先生」 で 子供を相手にしながら面白トークを繰り広げたころから 素人の素人たる面白さを引き出すことに開眼した
「恋のから騒ぎ」 、 「からくりテレビ」 、 「明石家電子台」 、 「ホンマでっかTV」 などでも、タレントではない素人を 必ず登場させることにより、タレントでは絶対に出せない 素人の自然の面白さを追求した
即時に ツッコミを入れるワザは 彼にしかできない
彼の芸風を継承できる人材は、残念ながら 今の日本にはいないと思う
したがって、週に幾つものレギュラーを抱えている彼の1日の拘束時間は さぞ長いことであろう
マネージャーを含めて、彼をサポートする人たちの存在は多数あるだろうが、なぜ これだけの多くの仕事を抱えることができ、しかも 休みなく継続できるのであろうか?
と よく言われる
これは 一見矛盾であり、暇にしている人のほうが 持ち時間に余裕があるから、頼まれごとを早く片付けてくれそうだからだ
24時間という決められた時間の中で、常に段取り良い仕事の配分を考えている
今すぐ片付けること、少し後でも構わないことの区別をし、手を抜くところ、力を入れるところの区別をしながら、決して無意味な時間を使わない
手際よく、全ての仕事を仕上げるワザを持っているのだ
きっと本人は、手際よく時間を使って多くの仕事を完成させることに ある種の喜びを感じているはずだ
限られた時間の中で、いかに多くのことをするか
それこそが、きっと生きる喜びの 大きなパートを占めている
だから、忙しさとは無縁の世界に生きなければならないことであるのかも知れない
今日は これをする、明日は ○○へ出かけるなど、自分を忙しくする方法は いくらでもある
「昨年よりも多くの仕事を引き受け、多忙な日々を送るように自分を追い込む」
安倍総理や 明石家さんまと 同談に語ることなど誠におこがましいとは思うのだが