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検査機器紹介

MRI(核磁気共鳴画像診断法)

その原理を簡単に説明すると、強い磁石と電波を使って人体を任意の方向から検査するものです。これより得られたデータをコンピューターで解析し画像化します。
検査時間は約20分くらいです。検査中にやや大きな音がしますが、これは機械が動作しているためなので心配はありません。

マンモグラフィー撮影装置

乳房のX線撮影を行うための装置で、乳ガンの早期発見をするために有効な画像診断の1つです。マンモグラフィでは、視触診ではわからないような小さな乳ガンのサイン(石灰化など)を見つける事が可能です。
乳房は厚みを持った組織なので、厚いまま撮影を行っても乳房の中が良く見えません。圧迫板という透明なプラスチック板で薄く平たく乳房を伸ばし、中の様子をはっきり鮮明に写し出すことができます。乳房の厚さが薄くなることにより、被曝量も少なくなります。左右別々に撮影を行い、乳房に対して上下方向、内外方向の2方向で撮影します。
撮影時間は15分から20分程度です。

骨塩量測定装置

この装置は骨の密度を測定します。皆さんが知っている骨密度測定装置は、超音波で簡単に測るものだと思います。この装置は超音波で測るのではなく、X線を使って骨の密度を測る事により、非常に高い精度の検査結果が得られます。ちなみに、骨密度とは骨に含まれるカルシウムの量です。骨粗鬆症が気になる方は、一度測ってみてはいかがでしょうか。

心エコー装置

患者様に苦痛をあたえず心臓をリアルタイムで観察でき、大きさ・動き・血流を計測できます。これにより、形や大きさの異常、動きの異常を簡単に診断できます。心臓病の診断、重症度の評価、治療効果の判定など幅広い目的で行われます。

腹部超音波装置

主に腹部臓器(肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓・膀胱・前立腺など)の検査に用います。そのほか、甲状腺や乳房、頚動脈など身体の表面にあるものの観察も行えます。

動脈硬化検査装置

両手、両足4箇所の血圧を同時に測定することにより、脈波伝播速度(PWV)から血管の硬さ(動脈硬化度)が、上腕と足首の血圧比(ABI)の値から足の動脈の詰まり具合がわかります。
PWV(脈波伝播速度)Pulse Wave Velocity
心臓から押し出された血液の拍動が、手や足に届くまでの速度です。血管が硬いほど速くなります。

ABI(上腕と足首の血圧比)Ankle-Brachial Index
足首の血圧÷上腕の血圧=ABIで、普通は足首の血圧のほうが上腕より高いのですが、足の動脈が詰まっていたりすると足首の血圧が低くなりABIの値も低くなります。

CT(コンピュータ断層撮影装置)

特設ページがございますので、下記ご覧ください。