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がんと心筋梗塞は人間ドックでチェックができますが、脳卒中は脳ドックでなければチェックは難しいのです。
脳卒中はある日突然発病し、重度の後遺症や死亡に至ることもあります。日頃から、脳ドックなどで検査を行って、早期発見・治療を行うことが非常に重要です。
また、無症候性脳梗塞などのように、自覚症状のあらわれないケースも多々あります。定期的に脳を検査することをお勧めします。
※自覚症状のある方は医療機関の受診をお勧めします。
早期発見が可能なのは、主に以下のような脳の病気を対象としています。
くも膜下出血の原因は、ほとんどが脳動脈(特にくも膜の内側に走る血管の分岐部)にできるコブ(動脈瘤)の破裂によるものですが、その結果高い率で死亡したり、寝たきりになってしまいます。そこで動脈瘤を破れる前に発見し、クリップで留める手術を施すことで100%の予防が可能です。
主に脳動脈硬化により血管がつまって起こります。無症状か軽い頭重感や物忘れ程度の小さな脳梗塞を発見し、必要に応じ治療することで麻痺症状や認知症の予防が可能です。
発病率はあまりありませんが、無症状のうちに発見することが可能です。
日程に多少の変動が生じる場合があります。その都度ご案内させていただきます。
時 間 | 検 査 | 内 容 | 詳 細 |
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10:30 | 受付・身体計測 | 身長・体重・体脂肪率・BMI・腹囲 | 現在の健康上の状況、既往歴、家族歴、現在の生活習慣などの質問を致します。MRI検査の禁忌となる状態の確認もさせていただきます。 |
血圧測定 | |||
血液検査 | |||
尿検査 | |||
心電図検査 | |||
11:30 | 高次脳機能検査 | 短期記憶や見当識(時・場所・時間の感覚など)、記銘力(新しく体験したことを記憶しておく能力)などの状態、注意障害・注意の分散機能(集中して作業する機能)などを評価します。 | |
昼食 | |||
13:30 | 頭部MRI・MRA検査 | ![]() |
頭部を輪切りにしたような画像で脳の状態を調べます。 脳腫瘍、脳梗塞など、脳の病気の早期発見が可能です。 また50歳以上を対象に、脳の委縮具合を調べます。(VSRAD) アルツハイマー型認知症の診断補助をするものです。 |
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頭部血管撮影で、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の有無を調べます。 また、脳梗塞の予備軍である脳動脈硬化の進み具合や、血管のつまり具合、血管内部が狭くなっているか等調べることができます。 |
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約1~2週間後の水曜日午後4:30から専門医診察及び結果説明 |
完全予約制になっております。
ドックを受ける3週間前までにお電話:026-253-2248にて「脳ドックの申し込です」とお伝えください。
実施日 | 月曜日~金曜日 (都合により実施できない日もございますのでご了承ください) |
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当院館内および敷地内は全面禁煙となっています。あらかじめご了承ください。
次のような方はMRI検査は受けられませんのでご注意ください。
異常がなくても2・3年に1度は脳ドックを受けることをお勧めします。
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