回診時、病室からは飯綱高原の広大なパノラマが広がる

春、夏、秋と眺めてきたが、どの季節も、その眺めは美しい
特に、朝日の時間、夕陽の当たる時間帯はまた格別だ
雄大な景色を見ているだけで元気が出る
大自然の中にいるという実感が湧く
患者さんもこの景色にきっと癒されていることだろう

診療終了の午後5時15分からは
　医療要否意見書、介護保険医師意見書、各種診断書など書類書き

このたび、飯綱病院に書類作成ソフトが導入されたため、
今まで手書きであったこれらの書類の作成が、パソコン上でいとも簡単にできるようになった
書類を書くことが少し楽しくなった

午後6時から7時までは
　入院患者の保険病名記載事務

学会で既に認められた世界標準の治療が、保険収載されていないことも時としてあり残念！

7時から
　入院患者さん3組の家族に病状説明

どうしても専門用語を使わなければならない場合も多く、
わかりやすく説明することは案外難しいが、ご家族がメモを取らなくてもよいように、
僕はノンカーボン紙に説明内容を書いて、家族にお渡しするようにしている

午後8時
　帰宅すると外気温は氷点下3℃、室温8℃

特に寒いとは感じないし、暖房もまだ入れない
暑がり、寒がりの自分としては不思議
人間は気候に順応しやすいのか
4℃になったらコタツを買おうか

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