2012/01/18
これは主として、あまり良くないことが起きた時に使う
しかし、僕は敢えて 「一度あることは二度ある」 という格言を創作した (つもりだった)
これは、医療現場で、しばしば僕が経験した実体験からである
悦に入ったあと、念のためヤフーで検索してみた
すると、 「一度あることは二度ある」 というのが、まさにあるではないか
同じようなことは、昔から皆が経験していたのだ
「聞いたような気がする」 と言われた
残念! オリジナルではなかったのだった
「偶然」 で起きることなど一つもない
全ての出来事は 「必然」 なのだ
ただ、その要因を予知できなかったから 「偶然」 に思えるだけのこと
その要因を徹底的に究明することで、二度目を防ぐことが可能だ
むしろ 「二度あることは常にある」 のほうがしっくりするのでは・・・
しかし、僕を含めて、多くの人々は 「賢者」 ではないから、過去に世界で起きた全ての事象を知っているわけもなく、自分の失敗経験から学ぶことがほとんどである
「経験とは、失敗することである」 という格言だってある
「天才は歴史に学び、賢者は経験に学び、愚者は経験しても学ばない」
二度目を繰り返さないのが賢者だ
犬にはとても失礼とは思いつつ、この格言を創作した (つもりだった)
「夫婦喧嘩は犬も食わない」 から思いついたのだ
先輩が後輩に対して、ついやってしまう、 「若い頃、俺はな・・・」 のたぐいである
自分ではそれほど自慢しているつもりはないのだろう
でも、酔いが回ると、つい出てしまう自分の成功話や武勇伝
他人には自慢以外の何者でもなく聞こえる
だから、聞いている人からは 「また始まった」 と敬遠されるのが落ちだ
「へー 凄いですね」 と返してはみても、心は 「昔は昔、今は一体どうなんだ」 かも
「そんなに自分をアピールしたいのなら、過去にとらわれず、今、実力を示して見ろ」 と、内心思っているわけだ
自分の心の中だけにそっとしまって置くのが大人だ
これも念のためヤフーで検索すると、しっかりと出て来た
またもや残念!
実力のある人の失敗談や自虐ネタは、聞く人にある種の親近感を抱かせるから、ファンが増えること間違いなし
我々は、お笑い芸人のすべを見習うべきだ