2013/04/08
どうしてもネガティブなイメージのつきまとう高齢者の独居
しかし、本当にそうだろうか?
これは必ずしも悪いことではないと僕は考える
むしろ、高齢者の独居は好ましいとさえ言えるのではないか
しかし、息子あるいは娘家族と共に暮らせば、家族内の軋轢、家族ゆえの気配りのなさなどがストレスとなっていることも多いはずだ
すなわち社会性を保ち続けることが必要となる
自立した毎日を送るわけだ
誰かがやってくれる部分も多く、自分でしなければならないことが減る
炬燵からほとんど動かなくても一日が過ぎてゆくという人も多いだろう
しかし、誰にも気兼ねをしなくても良い自由という特権もある
また、一見面倒にも思えることを、一つひとつ、こなして行くことこそが大切なのだ
頭と体を使えばボケてる暇はないし、足腰や骨だって、いつまでも元気だ
これは、人が生きてゆくのに、とても重要かつ有難いことなのだが、現役組はあまり、その自覚がない
退職して、初めてその大切さ、有難さに気づく
独居者の安全確認の体制作りは、まだ整備されているとは言い難い
高齢化が急速に進む我が国
今、高齢者が安心して独居できるシステム作りが急務だと思う