2013/12/18
手紙を書く、といっても、普段書かないから、便箋やら封筒やら切手など、手許にはない
だから、まずこれらを買いに行くことから始めた
内容は、お礼やら近況報告など
返信を要するような手紙でもなく、僕は別にそれを期待などしていなかった
にもかかわらず、先日、返信が届いた
近況報告が書いてあり、続いて僕を気遣ってくれている言葉が溢れていた
肉筆の文字は、書いている人の、心や性格や、感情の動きさえも表現する
書いている時の表情までもが伝わってくる
忙しい中、僕のために、大切な時間をくれたのだ
それだけで、もう感動である
そのほうが圧倒的に時間短縮に繋がり、かつ合理的だ
どんなに絵文字や顔文字やデコメを使おうと、既製品を利用しているに過ぎず、文字は無感情の活字である
古くから活字でやりとりする文化が根付いていた
けれど、ごく親しい人にメールを送る場合は、今でも自筆で書くというのが常識だと聞く
「表も裏も活字だけ」というのは、もうやめにしませんか」
そんな賀状なら、送らないほうがまだまし、というものだ
だって、受け取った側は嬉しくも有り難くもないから
そんな賀状は、ただ事務的に処理されるだけだ
話はそれてしまった
へこんだ時や、寂しくなった時に読み返そうと思って
きっと元気をもらえるに違いないから