2015/08/25
とは、よく耳にする言葉だが、勿論、これは後世の人が考え出したこじつけに過ぎない
象形文字の 「人」 と言う字は、人間が 「 1人で」 腕を垂らして立っている姿を現したものだ
ルバング島で 1974年に発見された、小野田寛郎氏がよい例であろう
彼は過酷な自然の中で一人で生きた
彼はただ戦うため、生きるためだけに生きた
自分で全てのことをしなければならないということである
これは 時間がかかることであり、智恵を要することであり、努力を要することであり、リスクを伴うことでもある
自分の資産の中から対価を支払って他人の力を利用するのである
これは ギブアンドテイクの世界であり、他人同士が ウインウイン関係を構築することによってはじめて成り立つ
しかし、それは、いわゆる 「助け合いの精神」 とは意味が異なる
「人から道を尋ねられたら 逃げなさい」 である
誘拐とか 暴行の リスクをいかに避けるかを教えているのだ
これは 助け合いの精神とは程遠い
残念なことに、今やこの言葉さえ、死語になりつつある