2015/12/15
2012年に ドラマがヒットして、主人公の決め台詞が 流行語ともなった、あの 「半沢直樹」 の作者でもある 池井戸潤の直木賞作品をもとに制作されたのが 下町ロケットである
これでも ドラマは ヒットするのである
それは、主人公の前に、憎むべき敵が現れ、主人公が 「もうだめか」 というような 大ピンチに陥ったあとで、大逆転がおこり、敵役が コテンパンにやっつけられるということである
勧善懲悪が テーマで、視聴者は、はらはらどきどきの連続でありながら、結局は 主人公が勝つ結末を迎えることを知っていることと、敵役が 徹底的に打ち負かされる スカットした感情に浸りたくて つい視続けるのだろう
これは、一種 「水戸黄門」 に通じるところがある
日本人が 昔から大好きなストーリーで、 「忠臣蔵」 が 不滅のヒット作品であることをみても良くわかる
キャストの豪華さではなく、視聴者の喜ぶ ストーリー展開であることを、この 2つのドラマは教えてくれている