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No.115 続・高速道路運転あれこれ

2012/02/06

レーンキープ

「左の白線をキープできなくなり、徐々に右に寄っていき、追い越し車線上の車からホーンを鳴らされて、慌てて元の車線に戻った」

こんな経験をしたことある人は、きっと多いのではないだろうか
これは 「事故にならなくてラッキーだった」 ということと等しい
最近の車の中にはレーンキーピング機能をオプションで装備するものも出てきたが、まだ一般的ではない
一刻も早く、全車種に標準装備してもらいたいものだ

レーンのキープができなくなったら、休憩を取るしかない

というか、その前兆が現れた時点で休憩を取らなければならない
パーキングエリアがどこにでも必ずしもあるとは限らないからである

仮眠

パーキングエリアで仮眠を取っている人は多いが

仮眠直後の運転再開は事故率が高いことをご存知だろうか?
仮眠の後は、すぐ運転再開をするのではなく、先ず、売店に入ろう

合流

ランプウエイでの合流は

高速道が不慣れな人にとっては、よほど難しいのか、合流部で速度を緩めたり、中には停止してしまう車さえある
確かに、助走路が短い首都高速などでは、本線への流入が難しいことがある
しかし、基本は、合流時は最大加速し、本線走行車線上の車に併走して、その直後に滑り込むという手段を使うことは、教習所で習っているはずなのに・・・
流れに乗って合流してくる車に対してなら、後続車だって、追突事故を避けたいわけで、割り込みに寛容である

高速道路上では、互いが高速で走行しているので

絶対速度が問題ではなく、相対速度の差が問題になる
すなわち、皆が似た高速度で走行していれば、相対速度差は少なく、その意味安全である
ところが、他車が高速走行しているところへ、妙に低速で合流しようとすると、相対速度の差が大きくなり、とても危険だ
流入 ・ 合流時に速度を緩めるなど、もっての他の危険行為である

冷静な運転

追い抜いて割り込み、其の後、こちらの速度よりも低速で走行する

これをやるドライバーが結構多い
お前は、一体、何のために追い越したのだ? と言いたい
常識がないのか、周囲の状況が分かっていないのか、それとも、意地悪でわざとしているのか?
ルール違反も甚だしい
結果、車間距離がどんどん縮まるので、こちらが減速するか、抜き返ししなければならなくなる

でも、運転中は大人になるべきである

相手の車はどんな人が運転しているのかわからない
世の中には常識で考えられないようないろんなドライバーがいるからである
車種からも、その判断は難しい
無理な割り込みをされたといって、また、自分の運転ペースを乱されたからと言って、カッカするのは全くの無意味である
一瞬の怒りに留め、あくまで自分は冷静に運転することだ

深夜バス

深夜高速バスの運転者は必ず2人体制で

1人は4時間運転すると、他の1人に交代して自分は4時間睡眠を取るという
つまり、4時間が連続運転の限度らしい

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