2012/05/11
それは、物や書類を捨てるのが下手であることも一因であると自覚している
「何かの時に必要になるかも知れない」 と思うと、簡単には捨てられないのだ
本やら書類やら文献やら郵便物などで溢れ、今にも崩れそうな、山積み状態になっていた
これを見た僕は、 「常に忙しく、大量の仕事をこなす仕事人の雰囲気」 と捉えてしまった
その状態に、一種の憧れを持ってしまったのが、今思うと、そもそもの失敗だった
その教授が、単に整理術が上手でなかっただけのことだった事に、随分あとになって気付くことになる
机の上が整理されていないと、まず、机本来の機能が全く発揮できない
そればかりでなく、下積みになっている書類の中に、実は非常に重要な書類や、期限をとっくに過ぎてしまった書類もあったりして、僕は何度も失敗した
「紛失してしまった、これは困った事になった」 と思った書類が、机の山の下から偶然出てきたこともある
それ以来、僕は机の上の 「山積み」 をやめた
提出期限が迫らないと処理できない性格の僕は、郵便物の開封も遅く、提出用の重要書類さえ、どこへ置いたのか忘れてしまう
先ずは、郵便物はすぐ開封し、提出期限のある書類は、その日のうちに処理して投函する
たったこれだけのことだ
「物を探す」 という無駄な作業が皆無となったことは言うまでもない
新しい書類や郵便物を入手したら、すぐに分類して、所定の保管場所に収納することが好ましいのだが、僕は、残念ながら、まだその領域には達していない