2012/06/19
と言った政治家がいた
と言いたい
それなら、少しは感銘を受けただろう
明治維新前後に活躍した人達は、文字通り、 「生命を賭して」 、あのクーデターを成し遂げた
いや、間違っていたら恐縮だが、彼には、議員を辞める気などさらさらないと推測する
それなら、 「政治生命を賭す」 などという言葉は、いやしくも一国の指導者たる者が安易に使うべきではない
言葉では、何とでも言える
国民は、そんな言葉で騙せない
しかし、世界情勢、経済情勢は、誰の予想をも上回る速度で変化する
そして、いつ襲ってくるかわからない天災、災害
こんな、明日をも知れぬ日本、いや世界情勢を踏まえれば、 「何を、いつまでに、どれくらいやるか」 を定めるマニュフェストなるもの自体が、政治にそぐわないことは自明の理というものだ
その時の情勢により、柔軟に変化させて行かねばならない
それが政治というものだ
わざと嘘のマニュフェストを発表したのならば、それは詐欺行為だろう
しかし、恐らく、当時、野党の立場であった彼らは、 「数年間は消費税を上げなくてもやって行ける」 と本気で考えていたのだろうが、票集めが頭にちらつき、つい甘甘の予測になってしまった
「マニュフェスト、選挙公約など、所詮、そんなものだ」 と、知っている
知った上での、上記の議論だ
という 表明をしているに過ぎない、と僕には映る