2012/11/06
社会の一員として、生きて行く上で、避けられないことだ
世の中には、他人との関わりを楽しむ人もいれば、関わりが苦手な人もいるだろう
でも、きっと、誰にとっても、人と関わることは、本質的には楽しいはずだ
ただし、その関わり方が重要
初対面の人には、どうしても、人見知りをしてしまう
しかし、敢て、自分から積極的に場を和ませることを心がけるようにすると、たとえ初対面でも、人との関わりが、さほど苦ではない
どころか、場がずっと楽しいものに変わる
そんなことがわかった
売る側も、買う側も、一種の駆け引きをしながら、自分の利益を追求する
そして、 「最終的にお互いが得をする」 という一つの目的、落とし所に向けて話し合いを進める
目的が明確だから、まとまる話はまとまるし、そうでないこともある
ビジネスであるから、そこに諍いは存在しない
取引が終了すれば、相手との関係は終る
職場の雰囲気を楽しくするのも、無味にするのも、周囲に敵を作るのも、味方を作るのも、多くは自分の行動や発言が決める
仕事だけを粛々と続け、同僚とは仕事以外の会話を一切しないというスタイルもある
しかし、これは安全ではあるかも知れないが、人生の半分を過ごす就労生活は味気ない
しかしながら、客の前では職員同士の会話が客に聞こえないようにすることが接遇の基本である
売り場の店員同士が私語を交わしている場面に遭遇した
これはホテルや銀行、有名デパートでは普段見慣れない光景なので、僕はあっけに取られた
病院は デパートでも ホテルでもないから、 「患者は客」 という感覚がやや薄いのかも知れない
患者がいる所で、職員同士が、お早うございますと挨拶をかわすのは、プロのルールに反すると僕は思う
職員は、職員にではなく、患者に朝の挨拶をするべきなのだ
たとえ、職場で誰かと、気まずい人間関係が生じても、それはあくまで仕事中だけのことであり、家に帰れば気分は変わる
職場には人事異動もあるし、一生、その人と深く付き合う必要などない
家庭内での人間関係
家族だからといって、自分の思うままに振舞ったり、自分の本音をあからさまに晒すわけにはいかない
勿論、自分が聖人であり、全く邪心がないのなら、それはかまわないかも知れないが、そんな人は稀だろう
家族に対して、決して口に出せない思いを抱いている場合はある
一つや二つ、きっと誰にでも
あまりの深入りは、きっと良くない
深くつきあうほど、関係が破綻した時の傷も大きい
「骨肉の争い」 などという言葉が存在するではないか
どんな関係においても、一定の距離を保つことは、常に大切だ
「親しくなり過ぎること : 仲たがいの前兆」