2013/02/14
しかし、日々の生活は電気がなくては全く成り立たない
たとえば、今、流行の 「オール電化」 住宅
電気の供給が止まった瞬間から機能しなくなる
たとえば、銀行口座への出し入れや送金、物流も、株の売買も、すべてコンピューターが介入している
このポンプも基本電動だから電力供給が停止すれば、海抜 0m地域は水没するだろう
携帯電話、インターネット、これらも電気なしでは単なる箱に過ぎず、国民は通信すらできない
すなわち、送電が止まれば、日本はたちまち麻痺状態となってしまう
想定される 「南海トラフ地震」 が起きた場合の対策に関して、ある番組で特集していた
南海トラフ地震が起きれば、これまで各地で起きた地震の被害規模をはるかに上回る、全国的規模の災害になるだろうとのこと
津波の浸水などにより操業できなくなり、電力供給が激減、結果、数ヶ月以上の長期間にわたる停電が起きる可能性があるらしい
その間の国民の生活は一体どうなるのか予想すらできない
被害予測に 5年もかかる理由も不明だ
被害が起きた場合の救済 ・ 救援対策を模索しているようだが、少なくても自分の家の電気だけは自分で確保するシステムの構築のほうがはるかに重要かつ簡単だ
住宅には、ガスで稼動する発電機の設置義務を法制化するのはいかがか
そうすることにより、ガス発電器の需要が急増し、内需拡大に一石を投じる結果ともなろう
環境にやさしいのはわかるが、送電が止まれば充電できない
EVのことを、車の未来の理想形のように語る向きもあるが、従来のガソリン車は電気に頼らず、文字どおり自力で動くことができるから、災害が起きた時のことを考えると、ガソリン車はEVよりもはるかに優れている
だから、電力供給が止まれば、タンクにガソリンはあっても給油はできない
そこで、ガソリンスタンドでは自家発電装置を設置する動きがあるという
送電が停止すれば水道は使えない
それなら、各戸が井戸を掘るしかない
この 2つは、これからの住宅の必須アイテムになるかも知れない
何だか時代を遡っているような・・・