非婚化時代だというのに、結婚して離婚する夫婦が多い

何でも、日本では結婚したカップルの 3分の 1が離婚するという
籍は入っていても、別居して音信のあまりない、事実離婚を含めると、もっと数は多いだろう
これは、日本の結婚制度自体に問題があるせいではないだろうか

日本の結婚制度は婚姻届を出した瞬間から男女は家族になる

家族であるから、たとえ深刻な夫婦喧嘩があったとしても、基本、警察は民事不介入である
「家族」 といっても、もともと見ず知らずの他人同士が所帯を築くわけである

フランスでは 「結婚はダサい」 との認識が広まっていると聞く

同棲は 「アリ」 でも、余程のことがない限り、結婚は 「ナシ」 という意味らしい

別にフランスの社会通念が良いというつもりはないが

お国変われば事情は変わる
フランスだって嘗ては、恐らく 「結婚 ＝ 同棲」 の時代はあった
それが時代に合わなくなって、今の形になったのであろう

日本だって、個人のライフスタイルは年々変化している

その変化に、結婚制度がついていってないから離婚が増える

何度も議論には上がりながら、実現しない「夫婦別姓」

賛否両論があることは当たり前だが、少なくても希望すれば別姓を認めるべきではないのか

価値観多様性の時代である

別居婚もいいだろう
籍を入れない 「事実婚」 もいいだろう

民法 752条には

「結婚した夫婦には同居義務がある」 との規定がある

時代錯誤といってもいいだろう

幸い罰則はないから、いわゆる 「ザル法」 であることに間違いはないが、民法の規定がすでに現代に合致していないのは明らかだ

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