2013/08/29
そんな生活は、もう 10年近く続いている
習慣になると、昼になっても空腹感は出ないから具合が良い
ずっと以前、昼食を摂っていた時期のこと
僕は昼食を摂ると眠くなる体質で、午後の診療に差し支える
患者に聴診器を当てたまま眠ってしまって、看護師に 「先生!」 と耳元で囁かれ起こされたことさえある
昼食を摂るとまもなくトイレに駆け込む
こんな時間はもったいないし、第一、面倒くさい
今は午前と午後に外来診療枠を持っているから、昼食時間を利用して病棟回診をする
早朝の回診だけでは、その日入院患者に起こったことを把握できない
午後の外来診療が終るのが4時半過ぎだから、それから回診をしていては、指示出しが時間内に間に合わない
そこで昼の時間を利用して回診と検査結果読み、明日の指示出しをおこなう
それは入院患者の昼食の食べっぷりを観察できることだ
などなど情報は多い
寝たきりにしか見えなくて、何を質問しても適切な答えが返ってこない人が、昼食を、座って独力で、しかも結構なスピードで、次々と平らげてゆく姿を見ることもある
「食事後は眠くなる」 という現象は、僕に限らず世界共通であるらしく、シエスタという長い昼休みを習慣としている国さえある
夜に昼の分まで食べ過ぎることが指摘されている
夕食のカロリーが多いと肥満を招くし、耐糖能も悪くする
「アルコールはカロリー計算に入れない」 という、ありがたーい 「糖尿病食品交換表」 を大義名分として