手を拭いた後のペーパータオルを広げると、色紙大になる
これに、筆ペンで文字を書くと、紙が水を含んでいるため、字は適当に滲んで、何ともいい味わいが出る
そこで、短歌を書いてみた

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- 重症患者の経過を見るため、ナースステーションで待機しながらカルテを書いていたら、いつの間にか、うたた寝をしてしまった
目が覚めて気がつくと、カルテは開きっぱなし
遠くに信越本線の、たぶん最終電車の線路の音が聞こえた

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- 外来診療、病棟回診と、毎日同じメニューの繰り返し
これまでもずっと続けてきたし、これからも続く
でも、決して同じ日はない
たとえ小さくても、何か 「事件」 は起きる
新しい発見は必ずある
それが嬉しくて、また明日も頑張れる

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- これは 8月の下旬に詠んだ
周囲は色濃く夏なのに、桜の葉の数枚がすでに紅葉をはじめた
短い夏の北信に、秋はすぐそこまで来ていることを感じた
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