2013/09/20
しかるに、これらは、別に医師に限ったことではなく、社会人として必要最低限の条件と言えるだろう
一部を除いて
しかし、こんな医師として当たり前とも言える条件を、すべて満たす 「理想の医師」 は、きっと多くはない
医療現場は通常の社会と異なり、 「人間の命を救う」 という、とても重い使命を担っている
医師の肉体的、精神的ストレスはきわめて大きい
ミスを減らす努力は怠らないが、ヒトである以上、ミスを皆無にすることはできない
救急場面では丁寧な言葉など使えないこともあるだろうし、スタッフのミスを強い言葉で指摘しなければならないことだってあるだろう
「 医師 4人に一人は変 」
と、言われることがある
事実、自分も色々な面で 「変」 な医師を多数見てきたし、彼らを反面教師ともしてきた
さて 「理想の医師」 になるにはどうすれば良いのだろう?
「理想の医師に近づきたい」 と思うことが第一ステップ
次のステップは、自分の周囲にいる、自分が理想と思う医師の行動を徹底的に真似すること
A、B、C医師の、いいとこ取りをする
「 A先生だったらこんな時どう行動するだろう」 と、いちいち考えて見るのだ
はじめは演じているだけでよい
そのうち、そのスタイルが自然に自分の物となって行く
「自分の技術で病気を治す」 という、職人としての一面と、 「患者や、その家族の心を癒す」 という、牧師としての一面を兼ね備えて、やっと一人前と言えるのではないだろうか