ホーム > Dr.ブログ > No.272 トークバラエティー

  • 救急の場合
  • 診療時間
  • 面会時間
  • 人間ドック
  • フロアマップ
  • 川口正展のなるほどザ・メディスン
  • Dr.ブログ

No.272 トークバラエティー

2013/11/27

昭和の時代

テレビは、 「ベスト 10」 みたいな歌番組や、コントバラエティーばかりだったように記憶している

時代は移り、今は、トークバラエティー番組全盛である

MC (司会) は、だいたいの場合、お笑い芸人だ

そして、ひな壇に居並ぶ、タレント、芸人や、時には素人相手に話題を振る
そして、返って来た、ごく普通の答えにも、俊敏に反応してツッコミを入れ、話を広げ、面白おかしく、恐らくアドリブも大いに盛り込んで進行する

「トークバラエティーはMCの才能によって成り立っている」 と言っても過言ではない

しかるにMCとしての才能があるタレントはそうはいない
だから、ほんの数名のMCタレントが、あらゆる局で活躍しているのも頷ける

ドラマを1本制作するのに比べたら

比べ物にならないくらいの低コスト、低労力でありながら、これで結構な視聴率を取るのだから、どの局もトーク番組をゴールデンに持って来る

僕は、トークバラエティーを良く見る

下品な物は嫌いだが

出演者達が、会話だけで勝負している姿は

ふざけているようで、実は、彼らにとって生き残りをかけた真剣勝負なのだろう
会話のテンポについて行けないタレント、面白くないタレントに次はない

世界のどの国でも

日頃の日常会話でユーモアのセンスが求められていることは、よく知られている
旧日本海軍では、士官の条件としてユーモア精神がとても大切にされたという

トーク番組は、会話のテンポ、受け答えのノウハウを学ぶよいチャンスだ

 |