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No.301 「割子弁当方式」

2014/03/11

勤務医には患者の診療以外にも色々な仕事があるが

中でも診療情報提供書や生命保険の診断書、介護保険医師意見書をはじめとする 20種類程度もあろうという書類の作成は、きっと誰でも苦手だと思う

そのほか、学会発表の準備とか、医学書や文献を読む、などもある

これらを苦痛なく、サクサク進める方法がある

これを僕は 「割子弁当方式」 と呼んでいる

割子弁当には様々な料理が綺麗に並べて入っている

味や風味の異なるそれぞれの料理を一種類ずつ食べて行くから楽しいし、飽きない

察しの良い方は、もうおわかりだろう

たとえば、 60分という時間があったとする

その場合、キッチンタイマーをセットして、

20分は書類記入

20分は医学文献読み

20分は保険病名記入

と、小分けにするのだ
たとえ途中であっても、タイマーが鳴ったら、次の仕事に移る

「 60分の間、ずっと書類記入をする」 などという、ばかなまねはしない

こうすることで

集中力が高まるし、目先が変わるから飽きないし、時間がすぐに経つ

考えてみるとずっと昔の学校時代も

結局同じような方法で、短時間に多教科の勉強をしていた

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