2014/03/20
赤の他人を見たとき、人は、身なりでその人を判断する
ある世界ではとても著明な人であっても、見るからにみすぼらしい、あるいは、その筋の人と思われるような派手な装飾を身につけグラサンで一流ホテルに入ろうものなら、たちまち従業員から疑いの目で見られる
初対面の人と会う時は、男ならネクタイに派手でないスーツ、それに少し豪華な腕時計と、綺麗な靴がよい
別にスーツでなくても、高級とわかるものを身に纏うのが原則だ
僕がもし、患者で、初めての病院を受診する時はこうする
しかし、初診は、どこの誰かわからない他人を診るわけだから、その人の身なりがしっかりしていると、地位のある人かも知れず、おのずから緊張して、言葉遣いもそれなりに丁寧になる
すなわち、身なりがしっかりしていると信用されやすいし、世間を渡りやすい
一流の詐欺師はこの原則を守る
だから人は信用して騙される
礼儀を失わない程度、すなわち、よほど酷い格好でなければ、なにも問題はないが