2014/04/21
ほとんど高速道路を使ったドライブは、 3連休にもかかわらず、道路がすいていたこともあって、快適そのものだった
このドライブは、今年の豪雪に耐えかねて最近、愛用の後輪駆動車から買い換えた四輪駆動車の試乗も兼ねていた
ほとんどの箇所で 3.5mである
この道幅は明らかに狭い
ミラーからミラーの距離は 2mを越えるから、たとえ車線のどまん中を走行しても、左右のスペースは 75cm以下しかない
大型貨物や長距離バスなどに至っては、白線と白線の間に車体がぎりぎりおさまる程度だ
こんな狭いレーンの中を、時速 80から 100kmで何時間も走行するのには結構神経を使う
ちなみに、新東名の幅員は 3.75mで、これはドイツのアウトバーンと同じだという
「レーンキーピング・アシスト」 という運転補助機能がついている
これは、ウインカーを出さずに車線の真ん中からずれて左か右の車線に近づこうものなら、アラームが鳴ると同時にステアリングに軽い操舵力が自動でかかり、もとの真ん中に車体を戻すという優れもので、注意散漫などによる車線逸脱を未然に防止するという
後続車がいないのを確認してから、わざと走行車線からゆらーっと追い越し車線の方に寄ってみた
たちまちアラームが鳴り、ハンドルは自動的に少し左に回り、結果、本当に車体はもとのレーンにもどった
おお、やるじゃないか
と、少し感激
先行車両がいくらのろまでも、決して追い越したりしない
そして車間距離は決して詰めない
折角 70km/hにセットしても、先行車両の速度が低下したり、割り込んできた車が自分よりも低速で走ったりするので、その都度、クルーズコントロールスイッチをオフにするか、設定速度を変更していた
これは、先行車両との車間距離を一定に保つ機能であり、そのために、自分よりも低速の先行車両を見つけると、はじめに設定した巡航速度はコンピューターが勝手に変更して、あくまでも先行車両との車間距離は詰まらない
これも、実際使ってみるとらくちんで、便利この上ない機能だ
本当に事故が減少するのか否かは検証が必要であろうが、恐らく、追突に関しては今後、さらに減少傾向が続いてゆくことだろう
白いクラウンが回転灯をつけて停車している後方に、ごくふつうのワンボックスカーなどが停止させられている姿は珍しくない
しかし、少し不思議なのは、派手なスポーツカーが 200km/h以上のスピードで追い越し車線を走リ去ったあと、その車がパトカーに停止させられている姿を見たことがない
なぜか
爆走スポーツカーの運転者は交通違反であることを充分自覚しているし、超高速の危険性を熟知しているから、周囲の状況をしっかり把握している
だから覆面パトを目ざとく見破る
そして、出くわせばスピードをちゃんと緩める
きっと自分がスピード違反している自覚がない
周囲のスピードに流されて漫然と運転しているから、覆面パトの存在などに気付かない
なぜパトカーはこうも、やっきになって、わずかなスピード違反をも取り締まるのであろうか?
爆走するスポーツカーなら取り締まるのは当たり前だろうが
普通のドライバーがつかまるのにはわけがある
パトはこういった漫然運転者を検挙するのだと考えれば納得が行く
ガードレールに衝突して動けなくなった乗用車に、大型貨物が突っ込んだという事故が、最近報道された
高速道路上での事故は、実際このようなシチュエーションで起きる
疲労による注意散漫運転、もしくは瞬間睡眠などが原因で事故は起きる
必ずしもスピードを出したら事故るというものではないと思う
交感神経系が興奮して、注意力や集中力、瞬時の判断力がアップする
だから事故は却って起きにくい
と、僕は考える
一般のドライバーも、過労運転が最も危険だ