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No.315 ドライブ雑感

2014/04/21

本当に久しぶりに、約 600kmのドライブをした

ほとんど高速道路を使ったドライブは、 3連休にもかかわらず、道路がすいていたこともあって、快適そのものだった

このドライブは、今年の豪雪に耐えかねて最近、愛用の後輪駆動車から買い換えた四輪駆動車の試乗も兼ねていた

長野道、上信越道、中央道などの高速国道の幅員は

ほとんどの箇所で 3.5mである

この道幅は明らかに狭い

普通乗用車の場合

ミラーからミラーの距離は 2mを越えるから、たとえ車線のどまん中を走行しても、左右のスペースは 75cm以下しかない

大型貨物や長距離バスなどに至っては、白線と白線の間に車体がぎりぎりおさまる程度だ
こんな狭いレーンの中を、時速 80から 100kmで何時間も走行するのには結構神経を使う

ちなみに、新東名の幅員は 3.75mで、これはドイツのアウトバーンと同じだという

幸い、僕の車には

「レーンキーピング・アシスト」 という運転補助機能がついている
これは、ウインカーを出さずに車線の真ん中からずれて左か右の車線に近づこうものなら、アラームが鳴ると同時にステアリングに軽い操舵力が自動でかかり、もとの真ん中に車体を戻すという優れもので、注意散漫などによる車線逸脱を未然に防止するという

この機能は一般道では実証できないので

後続車がいないのを確認してから、わざと走行車線からゆらーっと追い越し車線の方に寄ってみた

たちまちアラームが鳴り、ハンドルは自動的に少し左に回り、結果、本当に車体はもとのレーンにもどった

おお、やるじゃないか

と、少し感激

最近僕は、めっきりおとなしい運転となって、走行車線ばかりを走る

先行車両がいくらのろまでも、決して追い越したりしない
そして車間距離は決して詰めない

しかし、従来のクルーズコントロールでは

折角 70km/hにセットしても、先行車両の速度が低下したり、割り込んできた車が自分よりも低速で走ったりするので、その都度、クルーズコントロールスイッチをオフにするか、設定速度を変更していた

今回の全輪駆動車には レーダー式の クルーズコントロールがついている

これは、先行車両との車間距離を一定に保つ機能であり、そのために、自分よりも低速の先行車両を見つけると、はじめに設定した巡航速度はコンピューターが勝手に変更して、あくまでも先行車両との車間距離は詰まらない

これも、実際使ってみるとらくちんで、便利この上ない機能だ

最近の自動車の特徴は2つあって

  • 一つはハイブリッド化などによる驚異的な燃費の改善による環境への配慮
  • そしてもう一つは車載カメラや、レーダーを利用した追突防止などの、事故を未然に防止する機能の充実であると思う

後者によって

本当に事故が減少するのか否かは検証が必要であろうが、恐らく、追突に関しては今後、さらに減少傾向が続いてゆくことだろう

ハイウエイでつきものの覆面パトカーの話

路肩に

白いクラウンが回転灯をつけて停車している後方に、ごくふつうのワンボックスカーなどが停止させられている姿は珍しくない

しかし、少し不思議なのは、派手なスポーツカーが 200km/h以上のスピードで追い越し車線を走リ去ったあと、その車がパトカーに停止させられている姿を見たことがない

なぜか

僕なりの結論はこうだ

爆走スポーツカーの運転者は交通違反であることを充分自覚しているし、超高速の危険性を熟知しているから、周囲の状況をしっかり把握している

だから覆面パトを目ざとく見破る
そして、出くわせばスピードをちゃんと緩める

覆面パトにつかまる普通のドライバーは

きっと自分がスピード違反している自覚がない
周囲のスピードに流されて漫然と運転しているから、覆面パトの存在などに気付かない

さて

なぜパトカーはこうも、やっきになって、わずかなスピード違反をも取り締まるのであろうか?
爆走するスポーツカーなら取り締まるのは当たり前だろうが

少し法定スピードを超過しているだけの

普通のドライバーがつかまるのにはわけがある

  • そのドライバーは漫然と運転しているから覆面パトが見抜けない
  • 漫然と運転しているから、自分が法定速度を超えていることさえ気付かない

パトはこういった漫然運転者を検挙するのだと考えれば納得が行く

行楽の帰り道で

ガードレールに衝突して動けなくなった乗用車に、大型貨物が突っ込んだという事故が、最近報道された
高速道路上での事故は、実際このようなシチュエーションで起きる

すなわち

疲労による注意散漫運転、もしくは瞬間睡眠などが原因で事故は起きる
必ずしもスピードを出したら事故るというものではないと思う

加速をしている時、ヒトはそのスピードに対して緊張する

交感神経系が興奮して、注意力や集中力、瞬時の判断力がアップする
だから事故は却って起きにくい

と、僕は考える

高速バスの運転士の連続運転時間が決められているように

一般のドライバーも、過労運転が最も危険だ

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