2014/05/26
日本史は古代から始まり、平安、鎌倉、戦国、近世へと進むのが常だ
そこで言わせて貰おう
曽我馬子や当時の天皇家との関係を知ったところで一体何の役に立つというのだ
に基づいて得られた知識を教科書に載せているだけのこと
どこまでが真実かわからないようなことを学校で教える必要などない
もっとも、戦国時代はあまたの小説の題材にも取上げられ、戦国武将の活躍物語は面白いのも事実
だから、興味がある人は自分で勉強すればよいのだ
信頼できる史料がたくさん存在するから、近世史を学ぶ価値はあるだろうが ・ ・ ・
最も重要な 近代史 ・ 現代史は学期末になってしまい、はしょってしまわれがち
歴史的真実を教科書に書いたり教えたりするのがとても難しいといった側面があり、 「できるなら避けて通りたい」 と考える教師が多いのではないだろうか?
今の日本をとりまく世界情勢や、将来の日本の方向性を考えるためには極めて重要であると思う
ある中学生同士の(高校生だったか?)電車内での会話
A : 「日本がアメリカと戦争した時にね ・ ・ ・ 」
B : 「えっ、マジ? で、どちらが勝った?」
昭和の戦後生まれは、親が戦争を体験している世代であり、間接的ではあれ、大東亜戦争を知っているし、多分興味もあるはずだ
しかし、平成生まれの人達の親は、子に自分の体験として戦争を語れない
必然的に
「戦争は自分とは関係のないもの」
という感覚になるのは致し方ない
教科書なのだから、史料に則って、きちんと真実を書けばよい
隣国諸国の顔色をうかがって曖昧な表現をするから、国民が正しい歴史認識を持つことができなくなってゆくのではないだろうか
最も重要な現代史から遡って近世、中世、古代という順に書かれるのが望ましいと僕は考える