2015/06/02
これが、人との付き合い方の基本だと僕は思う
裏切られて憎んだり、他者との関係に嫉妬したりする
人は希薄な人間関係が心地よいのではないだろうか
「冷たい人」 といったイメージを抱きがちだが、そうではない
希薄な人間関係ということは
「人のプライバシーに入り込み過ぎない」
ということだと僕は思う
今は昔と異なり人間関係が希薄になりつつあるのは確かで、そのことを批判する向きもあるが、まだ いたる所に濃密な人間関係が存在しているからこそ、人に絡んだ犯罪が起きる
「人は互いに支えられて生きている、人は人なしで生きてゆけないと言うではないか」
と
自分一人で住居は建てられないし、ゼロからパソコンは作りえない
誰かや、どこかの企業が作ったもので、我々は生きられている
人は人と関わりを持たずに生計を立てることは不可能ではない
たとえば、一日中パソコンの前に座って株売買やFXをしていれば、生活費くらい稼げるかもしれない
一日中パチンコ台の前に座って生活していける人はいる
希薄な人間関係を保つことさえできれば、人間関係によるストレスなどありえない
人を好きになったり嫌いになったりすることはあっても、人を憎んだことも、誰かに嫉妬したこともない
これは、自分の性格によるのかも知れぬが、主としては、他人と希薄な人間関係を保ってきたからだと思っている
意識してそうしてきたわけではなくて、僕は、人と、深く関わりを持つことが苦手なのである
嫌いな人とは距離を置けばよいだけのことだ
などがそれに当たるか?
などというのが一番めんどうくさいし胡散臭い
誰でも一番大切な人間は自分であり、自分の人生の主役は常に自分自身のはずである
自分を大切にするのならば、他人にも必要以上に踏み込まないのがルールである
これこそが 「希薄な人間関係」 ということにならないか