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No.426 石鹸と絆創膏

2016/02/25

僕の愛用品は 石鹸と 布絆創膏

両者とも、随分昔からあって、今でも 販売されている
すなわち、未だに 使っている人が多いということか
そういえば、昔、 「♪わっわっわっーが輪が三つ」 の コマーシャルソングで有名な 「ミツワ石鹸」 という会社もあったなあ

いつの間にか

絆創膏は バンドエイドなどに変わり、石鹸は、用途に応じて シャンプー、 洗濯機用洗剤、 ハンドソープに変化していった

しかしだ

石鹸は 現代においても 便利そのものである
僕は、手洗いや 洗顔 (僕の場合は スキンヘッドだから 洗頭か) 、 洗濯、食器洗いに 使っている
石鹸の 唯一の欠点は、一度使うと濡れて、雑菌が繁殖する可能性があること
しかし、信州の、特に今の 極端に湿度が低い室内では 石鹸はすぐ乾く

ハンドソープや シャンプー (スキンの僕には不要だが) 洗濯機用洗剤は

それなりに 便利かも知れないが、皆 プラスチックの容器に入っていて、容器は 使い終われば不燃ごみになり 社会の迷惑というものだ
それに、内容液は 意外によく減る

「石鹸が 小さくなると、新しい石鹸に はりつける」 という行為は

嘉門達夫の歌、 「小市民」 によれば、小市民の典型であろうが、そんなことは お構いなしに 僕のルチーンであり 当たり前の行為だ


話は 少し逸れるが、この際、 「小市民」 の意味を ウィキで調べてみた

小市民 = プチブルジョア とは マルクス主義の用語で、資本家階級と 単純労働者階級の 中間に位置する人達のことらしい
すなわち、 「自作農、 商店主、 弁護士、 医師、 芸術家、 俳優など」 とある
まさに、医者である僕は 小市民なのだった


さて、ニチバンの絆創膏

ドラグストアでは 大小取り揃えて置いてある

これは 便利この上ない

小さな指の傷や ひび割れ (仕事柄アルコール綿を頻繁に使うので指がひび割れやすい) など、これを しっかり数日間貼り付けておけば、傷は 自然に治っている

バンドエイドでは、こうはいかない

水に濡れるたびに 張替えなければならないし、第一、僕は バンドエイドの粘着物質に かぶれる体質だから 一日貼り付けておくのは困難である


絆創膏の使い途は 創の手当てだけではない

ニチバン絆創膏の糊 (ゴム製?) は、貼っている期間が長いほど 接着力が増してゆく
ガムテープと比べても、接着力は 格段に強い

昨年は、古くなったスピーカーの

ぼろぼろになってしまった ウレタンエッジ (スピーカーコーン紙と 外枠を繋ぐ やわらかい部品) の代わりに 絆創膏を使って 補修した
大した音は期待していなかったが、以前と全く同じ音が出たのには驚いた
この スピーカーは、今でも 毎日使っているが、まだ大丈夫そうだ

そういえば、大正 5年生まれの父も、 「絆創膏は 万能だ」 と言っていたことを 想い出した

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