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その原理を簡単に説明すると、強い磁石と電波を使って人体を任意の方向から検査するものです。これより得られたデータをコンピューターで解析し画像化します。
検査時間は約20分くらいです。検査中にやや大きな音がしますが、これは機械が動作しているためなので心配はありません。
乳房のX線撮影を行うための装置で、乳ガンを早期発見するために有効な検査です。乳房は厚みを持った組織なので、厚いまま撮影を行っても乳房の中を鮮明に写し出すことができません。そのため圧迫板という透明なプラスチック板で乳房を薄く伸ばして固定します。乳房が薄くなることで、被ばく量も少なくなります。当院の装置の形状は、痛みの感じ方を軽減できるよう可能な限り薄く丸みを持たせたデザインです。これまでよりも高画質な画像を短時間で撮影できるフルデジタルの装置です。さらにトモシンセシス(3D)撮影を行うことができます。トモシンセシス撮影は、撮影角度を変えて複数の方向から撮影し、収集したデータを3次元的に再構成することにより、画像の重なりを排除することができるため、乳腺に隠れている乳がんなどが更に発見しやすくなります。特に若年者や乳腺の多い方におすすめの検査です。一度の圧迫のまま数秒の追加で撮影が可能で、検査時間や被ばく量はほとんど変わりません。
※3Dマンモグラフィは人間ドックのオプション検査でも受けられます。
⇒人間ドックについてはこちら
この装置は骨の密度を測定します。皆さんが知っている骨密度測定装置は、超音波で簡単に測るものだと思います。この装置は超音波で測るのではなく、X線を使って骨の密度を測る事により、非常に高い精度の検査結果が得られます。ちなみに、骨密度とは骨に含まれるカルシウムの量です。骨粗鬆症が気になる方は、一度測ってみてはいかがでしょうか。
患者様に苦痛をあたえず心臓をリアルタイムで観察でき、大きさ・動き・血流を計測できます。これにより、形や大きさの異常、動きの異常を簡単に診断できます。心臓病の診断、重症度の評価、治療効果の判定など幅広い目的で行われます。
両手、両足4箇所の血圧を同時に測定することにより、脈波伝播速度(PWV)から血管の硬さ(動脈硬化度)が、上腕と足首の血圧比(ABI)の値から足の動脈の詰まり具合がわかります。
PWV(脈波伝播速度)Pulse Wave Velocity
心臓から押し出された血液の拍動が、手や足に届くまでの速度です。血管が硬いほど速くなります。
ABI(上腕と足首の血圧比)Ankle-Brachial Index
足首の血圧÷上腕の血圧=ABIで、普通は足首の血圧のほうが上腕より高いのですが、足の動脈が詰まっていたりすると足首の血圧が低くなりABIの値も低くなります。
特設ページがございますので、下記ご覧ください。