さだまさしは、結構いい歳になったせいか
昔の痩身の風貌とは かなり変わった
しかし、その詞、曲調に関しては、ずっと一貫しているように思う
余談だけれど、彼は自身のプライベートについてはあまり語らないのだが、実は音楽活動をしている御子息がいて、彼の若い頃をほうふつとさせるようなルックスの持ち主である
少し前のこと、さだまさしのベストアルバムを買った
彼の歌には、恋愛を語るものと、人生を語るものとがある
後者には、僕の共感できる、ちょっといいフレーズが、美しいメロディーにのせて散りばめられている
それを少し紹介しようと思う
- 「美しく老いてゆくことが どれ程に
- 難しいかということさえ 気づかなかった」
- 「もしも もう一度だけ若さを くれると言われても
- おそらく 私は そっと断るだろう
- 若き日のときめきや迷いを もう一度
- 繰り返すなんて それはもう 望むものではない」
(人生の贈り物)
- 「歳と共に 誰もが 子供に帰ってゆくと
- 人は云う けれどそれは多分 嘘だ
- 思い通りに とべない 心と動かぬ手足
- 抱きしめて 燃え残る 夢達」
(サナトリウム)
- 「もしも僕が その橋を渡るなら
- 何も迷わずに 胸を張って渡る
- もしもその橋を 叩くくらいなら
- 僕にその橋を 渡る資格はない
- Rubicon river
- 決心とは 賽を投げるとは そういうことなのだ」
(その橋を渡る時)
- 「あの頃は良かったなんて 口に出して言うもんじゃないよ
- 多分 思い出の良いところだけを「あの頃」と呼びたがる」
(思い出暮らし)
- 「いつまでも 自分を若いと思わぬよう
- いつまでも 心は若く居られるよう」
(茨にもきっと花咲く)
- 「時を遡る チケットがあれば 欲しくなる時がある
- あそこの 別れ道で 選びなおせるならって・・・
- 勿論 今の私を 悲しむつもりはない
- 確かに自分で 選んだ以上 精一杯生きる」
(主人公)
いかがですか?
関連リンク ちょっといいフレーズ(No.041)
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