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No.333 筋トレ

2014/07/15

運動することが、いかに健康に良いか

そんなことは百も承知である
自分はこれまでに、幾度となく運動の効用について講演もしてきた

でも、僕は運動が大嫌いだ

運動にはデメリットがある

  • 歩けば膝関節が磨り減って、将来、人工膝関節を入れる羽目になるかも知れぬ
  • 天気のよい日に外出すれば、不要の紫外線を浴びることになり、皮膚がんや白内障になるかもしれぬ
  • 不用意な時刻に散歩すれば熊に くわれるかも知れぬ
  • 山歩きをすれば蜂に刺されるかもしれないし、運が悪ければマムシに食いつかれる
  • マダニに食われて変なウイルスに感染して死ぬかも知れぬ

特に運動の時間を作らなくたって

日々生活を送っていれば自然と運動をしていることになるではないか

そんな屁理屈をつけて自分を納得させている

今では こんなにも運動嫌いの僕だが

No.53 にも書いたように、学校時代の部活は、体操、柔道、水泳、少林寺拳法
すべて運動部だったし、かつてはスキーも大好きだった

スキーは高校生のときから始めて、国内で有名なスキー場には、ほとんど出かけた
グループで行くのも楽しかったが、一人で行くのを好んだ
一人で行く時は、誰に気兼ねすることなく、思う存分、早朝から日暮れまで休憩なしで滑ることができたからである

と、これらはすべて昔の話

今は、家から至近距離にあるスキー場さえも行かない

余談ではあるが

こうして過去の僕のスポーツ歴を眺めると、個人技が多いことに気付く
ひねくれ者の僕は、ワールドカップで盛り上がっていたサッカーには全く興味がないし、野球、バスケなどのチーム球技は、見るのも、やることにも、全く興味がない
もともと協調性がない性格なのだろう


こんな僕だが

最近、何を思ったか、筋トレをするようになった
と言っても、本格的なものとは程遠い

それは、生活の中に取り入れる 「ながら筋トレ」

今風に言うなら 「筋活」 だ

たとえば

膝をほぼ直角に曲げて (腰を落として) 垂直に立ちながら歯磨きをする
この姿勢で、歯磨きの 2から 3分間耐えると、大腿が辛くなってくる
この辛さが、心地よい

大腿の赤筋を鍛えるのには最適と思う
少しの間であっても、筋肉に負荷をかけると、そのあと、とても爽快であることに気付いた

また、家から病院までの歩行は

腰を 30センチほど垂直に落とした状態で、大股で歩く
この歩行法は、ほんの短い距離でも息が上がる
これは かなりの運動量のようである
しかし、ちょうど類人猿のナックルウォークに似た恰好となるので、他人が見たら、きっと怪しい人だ
だから、出勤は誰にも見られない早朝とした

冬であれば

膝の高さまで積った雪原を、雪靴を履いて普通に歩くことも、かなりの筋肉活動を必要とし、息が上がる (ああ、早く雪の季節にならないか)

あっ、そうだった

また、またあの雪の日のように、職務質問されないように、気をつけなければ

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